2021/09/24 12:13
台湾の広さは約日本の九州の大きさにあたり、車で5時間も走れば端から端まで辿りつけてしまうぐらいです。
まだまだ緑が沢山残っていて自然を身近に感じる事ができます。どこを歩いていても必ず山が見えて、街には公園が沢山あって緑に触れる機会がとても多いです。
私が住んでいるのも山の奥。
台北から車で約30分の新北市という郊外の山の中。夜はフクロウの鳴き声が聞こえ癒されると思ったらカエルの合唱で眠れなかったり、昼間は真夏の暑い時でも自然の風で涼しめて冷房は要りません。そんな山で育っている台湾野菜や台湾果物をご紹介してみたいと思います。
バナナ・・・台湾といえば台湾バナナ。山にはたくさんのバナナの樹があちこちにあります。なにも手を掛けずとも元気にすくすくたわわになるバナナ。
日本ではバナナといえばフィリピン産バナナが一般で、種類も一般にスーパーで売っているバナナのみかと思いますが、実はバナナもいくつも種類があります。
この写真のバナナは芭蕉(バージャオ)という品種で、日本で一般的に見かけるバナナとは異なり形は少しふっくらしていて味はねっとりしています。
台湾には芭蕉(バージャオ)ファンは結構います。うちの山のバナナの樹はほとんどがこのバナナです。
この写真はまだ緑ですが、一ヶ月後位に美味しく頂きました。ちなみに市場ですと5本で日本円150円位。
パイナップル・・・台湾パイナップルも有名。年中パイナップルはありますが旬は3月頃で5月~6月がピークの様です。この写真は6月の写真。市場で買ったパイナップルのヘタの部分を畑に埋めて成長したものです。まだ成長の途中で大きさは大体15cm位。これがあと10cm位大きくなって、黄色かかってきた頃に収穫します。収穫したあとも約2~3週間位置いてからが食べ頃。甘みがしっかりしていてとっても美味しかったです。
この日頂いたパイナップルのヘタも、しっかりと畑に植えておきました。市場で1個日本円300円位。
へちま・・・日本でのへちまのイメージはお風呂のときに身体を洗うたわし。でも台湾ではへちまはしっかり頂きます。
購入してから早めに調理しないと中身がたわしの様に硬くなってしまうので注意です。早めに調理するか、若しくは皮をむいて小さめにカットして冷凍すると炒め物やお味噌汁に重宝します。台湾のレストランで良く見るのはへちまとハマグリの炒め物。ここに素麺を入れたりしてもとても美味しく頂けます。市場で1個日本円100円位。
かぼちゃ・・・種を植えたのか自然に成長したのかかぼちゃの子供もあちこちに成長していました。台湾にもいろいろな種類のかぼちゃがあります。
このかぼちゃの種類が何かは分からないのですが、いたる所にすくすくと成長していました。成長したかぼちゃは台湾ではメジャーの電鍋で蒸すだけ。
少し大きめにカットしたかぼちゃを電鍋で蒸した所に薄くきったしょうがをちりばめるだけで、ホクホクの美味しいかぼちゃの出来上がりです。
自然の味わいです。市場で日本円1個250円位。
と、こんな感じで我が家の周りには台湾の南国フルーツから常備食まで様々な野菜が育ちやすい自然の中。
水も美味しくって、中国茶も、日本のお抹茶も必ず山の水を使って頂きます。水は味が無いだけに、この水が美味しいと思ったらその水から離れられなくなります。
週に1度水を山に汲みに行く生活、今後も続くであろうと思われます。
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