飲めば飲むほど好きになる紫金園の佳葉龍茶
私が今紫金園で一番大好きなお茶は、佳葉龍茶です。
約15年前、紫金園でお茶を飲み始めた時に好きだったのは冬の金萱茶の小雪金萱茶と紅茶。 当時の小雪金萱茶は焙煎をしていて、この焙煎の度合いが日本の焙じ茶に似ていて、甘い香りとほっこりとした味わいが好きでした。
紅茶に関しては今では台湾紅茶はメジャーになっていますが、当時は紅茶といえばインドやスリランカ。
その後かなり長い期間、私の一番は佳葉龍茶です。
もともと佳葉龍茶は日本静岡の茶業研究所で開発されたお茶。
茶葉に含まれるギャバの成分が身体に良い影響を与えるとの事で、健康茶とされ紫金園でも台湾の鳥龍茶で作れないかと研究を始めました。
*ちなみに、紫金園の佳葉龍茶は台湾品種の金萱種の茶樹で作っています。
日本で開発されたギャバ茶ですが、私は台湾で存在を知りました。
台湾でも当時はあまりお茶屋さんで見ることは無いマイナーなお茶でしたが、今では、いろいろな所で作られている様ようです。
佳葉龍茶の面白いところは、淹れ方によって味わいが全く変わる事。
高温でいれるとしっかりとギャバの味わいが感じられ、酸味と甘みの両方を楽しめる味わいに、
少し低い温度で淹れると蜂蜜の様な甘い味わいを楽しめる事、
私は後者が好きですが、淹れる人によって味わいが全く異なるところも楽しみの一つです。
疲れたとき、ほっとしたい時に「飲みたい~」と思う佳葉龍茶。 飲み始めは癖があるので、「あまり好きではない」と感じる方が多いようですが、飲めば飲むほどはまるお茶です。
のまど商店でも常時扱っている商品ですので、ぜひお試し下さい。
台湾茶の中ではメジャーではないのですが、佳葉龍茶を飲むとなんだかホットします。