今から14年ほど前、紫金園の紅茶を飲んだときの衝撃は今でも忘れる事が出来ません。

それからは、台湾紅茶の美味しさにとても魅了されています。

当時は台湾紅茶はメジャーではなく、紫金園のお手伝いで台湾茶の展示会に参加した時、お客さんから「台湾の紅茶？台湾で紅茶なんて作っているの？要らないわ！」と言われた事を今でも忘れません。

今では、日月潭の紅茶を始めほとんどの台湾茶産地で紅茶を作っていて、台湾の方も台湾紅茶を好んでいる様です。
台湾の紅茶でも一番よく目にするのは日月潭紅茶。蜜香紅茶などで、阿里山の紅茶はメジャーではありません。

阿里山は標高が1000ｍ以上と高い為、紅茶を作るのに適してないといわれていましたが、今では多くの茶農家が研究を続け阿里山紅茶を作っています。
紫金園では、「貴妃笑」というなんとも可愛らしい名前の手もみ紅茶も作っていて同じ茶葉でも違った風合いをお楽しみ頂けます。
阿里山で作っている紅茶は標高が高いだけに、味わいが甘く、まろやかでフルーティーな香りが特徴。とてもファンが多いです。

ホットでも、冷茶にしても美味しく頂けますが、私は生姜紅茶なども楽しんでいます。

紫金園の紅茶で作る生姜紅茶とってもお勧めです。
季節の変わり目の今頃、台湾も朝晩が涼しくなって、喉がイガイガなんて時は、朝にたっぷりと作って沢山飲んでいます。
まろやかな紅茶の味わいと生姜がとてもマッチしています。茶葉でもティーパックでも美味しく出来ました。
ぜひ、お試し下さい。
 
☆生姜紅茶の作り方☆　

ご自分の好きな味の計量で作ってみて下さい。
材料目安：水約１ℓ、生姜３片、紫金園紅茶大匙１（ティーパックの場合１個）、黒糖ティースプーン３杯

作り方；水に生姜を入れて沸騰させる。沸騰したら茶葉を全て入れる。

茶葉を入れて、また沸騰したら黒糖をいれひと煮立てさせ出来上がり。ミルクティーもお勧めです。

ミルクティーにする際は、茶葉が開いて紅茶の色もしっかり出てきた所で、牛乳と黒糖を入れてひと煮立ちさせます。